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低強度コンクリート2×2架構公開実験

2012年11月10日

福山大学(南宏一名誉教授)、山口大学(稲井栄一教授)、宇部興産(株)及び山陽建設サービス(株)は2012年11月10日に福山大学大型構造物実験室でコンクリート強度9N/mm2の低強度RC構造物を対象とした2層2スパン補強架構公開実験を「低強度コンクリートに関する特別研究委員会」の研究の一環として学識経験所、設計事務所、ゼネコンなどの耐震関連技術者80人による出席のもと実施しました。

補強方法として、既設建物の外側にRC柱梁架構を増設し、増設架構内に枠付き鉄骨ブレースを配置する外付け型デザインフィット工法を採用しました。

実験では設計で期待している以上の耐力と変形性能を有することが証明され、低強度コンクリート強度の建物の補強にデザインフィット工法の有効性が明らかになりました。

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